固定費を見直して、NISA月5万円の積立を実現できた話
はじめに
「積立の目標額は決まったけど、そんな金額を毎月捻出できる気がしない」。積立プランを立てたあと、そんな壁にぶつかっていませんか。
私自身、前回の記事でNISA月5万円+ボーナス時60万円という積立プランを試算した際は、正直「月5万円って、今の家計のままで本当に出せるのか」というのが本音でした。
今まで通信費やサブスクの契約内容を一つひとつ見直してこなかった分、固定費だけで毎月いくら払っているのかさえ正確に把握できていなかったのです。
今回は、固定費を見直したことで、実際に月5万円の積立ができるようになった話です。
これまでの経緯
これまでクレジットカードと銀行口座を1つずつに集約し、NISA用の証券口座を開設、そしてシミュレーションで積立プランの数字を出しました。
この段階で家計簿をつけて確認したところ、月4万円弱までは積立に回せる状態だとわかったのですが、目標の月5万円にはあと一歩届いていませんでした。
そこで、その差額を埋めるべく、通信費・サブスク・保険の3つに絞って固定費の見直しに着手しました。
本題
通信費を月1万円から1,500円に
学生時代に親名義で大手キャリアの無制限プランに加入しており、社会人になり名義を変更した後もそのプランを使い続けていたのですが、社会人になってから「無制限って過剰じゃない?」と思い、思い切って格安SIMに乗り換えました。
月々の通信費は約1万円から1,500円まで下がり、それだけで月8,500円ほどの削減になりました。
乗り換え自体は名義変更のタイミングで頭にあったものの、手続きの面倒さと対面でキャリア変更を伝えるのに抵抗があることを理由に先延ばしにしていました。
使っていないサブスクを解約
契約していたNetflix(1,590円)・Apple Music(1,080円)・YouTube Premium(1,280円)を解約しました。
これらは学生時代、時間が余りまくった結果契約していた負の資産で、社会人になってから平日は全く活用しなくなったため思い切って解約しました。
もともとAmazonプライムに加入していて、動画はプライムビデオ、音楽はAmazonミュージックで代替できることに気づいたのも理由の一つです。
YouTube Premiumについては広告が出なくなること以外に明確なメリットを感じられなかったこともあり、思い切って手放しました。
「いつか使うかも」で残していたものほど、実際は使っていないという典型的なパターンでした。
本来サブスクは、必要な時に契約し、不要になったら解約するという使い方ができるのがメリットだと感じているため、今回はいったん手放し、また観たい作品や聴きたい音楽が増えたタイミングで契約し直せばいいと考えています。
生命保険・がん保険への新規加入を見送った
生命保険文化センターの調査によると、生命保険の払込保険料は1人当たり月額1万4,000円程度、がん保険は20代で月額2,000円弱、30代で月額2,000円台半ば程度が目安とされています。
保険については、勧められるまま生命保険やがん保険などに新規で加入することはせず、契約を見送りました。
これは既契約を解約したというより、必要以上に保険を増やさないという判断です。
実はこの判断ができたのは、大学4年生の冬に『改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学』を読み、自分の場合は健康保険や厚生年金といった社会保険だけで十分だという結論にすでに至っていたためです。
今回の固定費見直しでは、その考え方をあらためて踏襲する形で新規加入を見送りました。
家族構成やライフステージによって必要な補償は人それぞれ異なるので、あくまで現時点の私個人の状況に基づく判断であり、保険加入そのものを否定する意図はありません。
この本では「貯める力」として人生の6大固定費(通信費・光熱費・保険・住居・車・税金)の見直しを勧めていて、通信費と保険はまさに今回自分が手を付けた項目と重なりました。
特に保険については「本当に必要な民間保険は火災保険・自動車保険(対人対物無制限)・掛け捨ての生命保険の3つだけで、それ以外は基本的に不要」という考え方が紹介されており、保険に加入するかどうかを判断する材料になりました。
ただしこれはあくまで一つの考え方であり、必要な補償は家族構成や健康状態によって変わるため、同じ判断を一律におすすめするものではありません。
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判断基準にしたこと
何を削るかの判断基準としては、「使用頻度」と「代替の効きやすさ」を軸にしました。使用頻度が低く、かつ他の手段で代替しやすいものから優先的に見直す、というシンプルな考え方ですが、これがあると迷いが減ると感じています。
今回見直した通信費とサブスクだけで、月々8,500円+3,950円=12,450円、年間にすると約149,400円の固定費を削減できました。
しかも一度契約を変えてしまえば、毎月あらためて節約を意識しなくても、この金額は来月以降もずっと浮き続けます。
最後に
プランを立てただけで終わらず、実際に固定費を見直すところまでやってみると、月5万円という数字も現実的なものに変わりました。
浮いたお金をそのまま積立に回せば、目標までの距離がまた一歩縮まるはずです。
